よく脂が取れるシャンプーの問題点とは?

シャンプーの写真

皮脂が多い人、つまり髪の毛がベタつきやすい人は、洗浄力の強いシャンプーを選びがちです。
洗浄力が強いシャンプーとは、すなわち界面活性剤が入ったシャンプーのこと。

この界面活性剤には非常に強い殺菌作用があり、皮膚を清潔に保つにはいいような気がしますが、一体どんな問題があるのでしょうか?
ここでは、そんな洗浄力が強すぎるシャンプーの問題点を取り上げて、詳しく説明したいと思います。

界面活性剤とはそもそもどんな物質?

界面活性剤は、洗剤などによく使われている物質です。洗顔剤やヘアムース、シャンプーなどによく含まれている成分です。
この成分は、通常まぜることができない、水と油を混ぜ合わせることのできる物質で、
髪の成分をなじませたり、顔に使う乳液やクリームなどを角質層に浸透しやすくさせる為によく使われます。

シャンプーの場合だとこの成分が入っているものは泡立ちが良く、汚れをよく落とす効果があるのですが、
頭皮や髪の毛が弱っている人には、成分がちょっときつすぎるケースがあります。
界面活性剤入りのシャンプーを使っていて、髪の毛がギシギシになったり、パサついていた感じを受ける人は、皮脂を落としすぎている可能性があります。

 脂が頭皮を守る!皮脂のバリア機能

抜け毛や薄毛を引き起こす原因となる皮脂。
そんな厄介な存在である物質が、実はあなたの頭皮を守ってくれているということをご存知でしょうか?

頭皮には、常在菌といわれる、いわゆる善玉菌がいて、雑菌やウイルスの繁殖を防ぐ働きを担っています。
皮脂はこの常在菌が活動するためにエネルギーになるため、適度な皮脂がないと、悪玉菌の繁殖を許してしまうことになります。

また、皮脂が作る油膜は皮膚や髪の毛を覆い、水分が蒸発しないようフタをする役割を果たしています。
この油膜があるおかげで、頭皮や毛髪は潤いを保つことができるのです。

つまり、洗浄力が強すぎるシャンプーで、必要な皮脂まで洗い流してしまうと頭皮の環境バランスが崩れてしまい、発毛サイクルが阻害されてしまう恐れがあるのです。

 頭皮のギトつきは乾燥が原因!?

洗浄力が強いシャンプーを好んで選んでいる人は、恐らく頭皮や髪の毛の、脂によるギトつきが気になるからだと思います。
しかし、洗浄力が強すぎるシャンプーを使っても症状は改善されません。

なぜならば、頭皮がギトつくのは乾燥による皮脂の過剰分泌からくるものだからです。
皮脂を分泌する皮脂腺は、皮膚の乾燥状態をキャッチすると、そこを保護しようとして分泌をはじめます。

その分泌されているものを、根こそぎ洗い流してしまうと、皮脂腺の働きがますます活発になり、その結果、脂分でべっとりとした髪の毛となってしまいます。
乾燥と聞くと、カサカサな肌やパサついた髪の毛を想像しがちですが、実は、脂ギッシュな髪の毛も、乾燥しているシグナルだというわけなのです。

改善するには、まず頭皮と髪の毛に水分を与えること。
それには、ヒアルロン酸やコラーゲンが配合されている育毛シャンプーや育毛コンディショナーが、高い効果を発揮するのです。

ついやってしまう!間違ったシャンプー

ついやってしまう!間違ったシャンプー

このページの先頭へ